皆さんこんにちは☀
第1回『フェアトレードを学ぶ~ちばの団体訪問編~』ということで…
秋の風が心地よくなった10月初旬、PRIYO handicrafts 平松さんにお話を伺いました。
ぜひ皆さんの学びにも繋がればと思います。
では早速スタートです!
〈PRIYO handicraftsってどんな団体?〉
PRIYOさんは”作る人も使う人もハッピーに♪”をモットーに、自宅にあるちょっとしたものからデザインはもちろん商品の材料やエシカルなことにもこだわってみませんか?という素敵なキャッチコピーをもとに活動されている団体です。バングラデシュの特産品であるジュートを中心に制作された手工芸品を販売しています。
PRIYOさんのこだわりである、活動を行うにあたっての思い、手づくり、材料、生産者についてなどなど…
ここから更に深掘りしていこうと思います!
〈活動を行うにあたっての思い〉
「バングラデシュ」
あなたはこの国名を聞いたときどのようなことを想像するでしょうか。バングラデシュは南アジアに位置する近年急速に経済発展している国のひとつです。しかし、その恩恵を受けているのは都市ダッカ周辺の一部の富裕層たち。地方では仕事がなく、仮に仕事があるとしても労働条件は決して良いものとは言えず多くの人々は苦しい生活を強いられています。“収入が不十分なために教育や医療サービスなどを受けることが出来ない…” “家族と離れ出稼ぎに行かなければならない…” そのような厳しい状況の中でも、社会的な問題や自分たちの生活を改善しようと奮闘している人達がいます。そんな人々を見て、自分にも出来ることをやろうと思い立った。それがPRIYOの始まりでした。
〈どういう人が作っているの?〉
PRIYOと関わりのある3つの団体を紹介します。
①ジュートワークス
バングラデシュの特産品であるジュートを中心に手工芸品を製作しているフェアトレード生産者団体。農村部の女性たちの生活向上を目的に設立されました。40年以上の歴史がありバングラデシュ全土に生産拠点を持っています。
②エクマットラ
ストリートチルドレンの支援活動を行っているNGO。貧しい母親の雇用創出を行っています。バングラデシュの人々の器用さを生かして現地の伝統衣装を装飾するストーンを使ったデコレーション商品などの製作を行っています。
③BMIS(Baptist Mission Integrated School)
首都ダッカにある視覚障がい者の学校。彼女たちが手に職をつけ自立すること、学校がドナーに頼るのではなく自己資金率を上げていこうとの思いから、ここに通う女子学生が手漉き紙を使ったカードなどの生産に取り組んでいます。
〈商品紹介コーナー〉
日本人が好みそうな雰囲気で、でもどこかバングラデシュで暮らす彼女たちのオリジナリティーも取り入れられているような素敵な商品がたくさんありました。
〇PRIYO handicrafts online shop
〈現地で活動することを目指している皆さんへ〉
インタビューの最後に長年国際協力に携わり、PRIYO handicraftsの代表として活動されてきた平松さんだからこそ語れる、現地で活動するにあたってのアドバイスをお聞きしました。
現地で活動するにあたって大切なことの一つはコミュニケーションです。現地団体・スタッフとのコミュニケーション、つまりビジネスは英語で行われます。なので、英語を学ぶことは避けて通れません。その上で現地語も使えると、信頼関係を気付くため、英語が話せない人とコミュニケーションをとるため、という側面から見るととても役に立ちます。ぜひ語学を学ぶことに励んでください!
さて、記念すべき第1回『フェアトレードを学ぶ~ちばの団体訪問編~』はPRIYO handicraftsさんにインタビューさせていただきました!
次回もお楽しみに!
(記事作成:2021年1月)